マスダール計画とは

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マスダール計画とは、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ政府が主導する、先進エネルギー技術を核とした持続可能な社会の構築を進める経済開発プログラムです。マスダールはアラビア語で「源泉」の意味があります。
マスダール計画では、今後約10年間に数10億USドル(数千億円)を投じて、世界各国から優れた技術を集結し、先端エネルギー技術と持続可能な環境をアブダビ首長国に確立しようとするものです。

日本では東京工業大学が協力

マスダール計画は、国際的にも注目を集め、シェルやBPといった石油メジャーなどが既に協力する方針を示しているようです。日本では、東京工業大学が太陽熱利用の分野で学術的に協力することが内定しているほか、市川勝北海道大学名誉教授の有機ハイドライド技術を活用した水素エネルギー供給構想などが提案される予定です。

消費するよりも多くのエネルギーを生み出す建物

マスダールシティの本部ビルは、なんと消費するよりも多くのエネルギーを生み出す建物になるようです。
約3億ドルになると見積もりされている本部ビル建設計画は、2015年に完成予定の「マスダールシティ」にとって、印象的なセンターピースになるとのこと。そんなマスダール計画本部ビルは、まさにエコの未来形。なにしろ、一番最初に釣り上げられるパーツは屋根の窓間壁なんですが、これがソーラーパネルで被われる予定なんです。そして、そこから建設工事に必要なエネルギーを生成することになっているのです。完成すると、約130万平方フィートが網羅されるようです。

超エコのシティ

このプロジェクトは、二酸化炭素ゼロ、廃棄物ゼロの世界初の環境都市を建設するというものです。場所はアブダビ国際空港に近く、広さは6.5平方キロメートル。将来5万人が住むことができます。エネルギーは太陽光発電などの再生可能エネルギーを原則として使います。
ヨーロッパや日本のように京都議定書を批准し、それを達成しようとしている国にとってこれほどの皮肉はないでしょうね。
何はともあれ、オイルマネーの恩恵を最大限に受けているのです。しかも建設費の一部はCO2の排出権取引で確保するといわれています。UAEは京都メカニズムのCDM(クリーン開発メカニズム)のホスト国だから、それも可能なのでしょう。

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オイルマネーの還元

マスダール計画は原油の高騰で痛い目にあっている先進国へオイルマネーの一部を還元する目的もあるとみられています。原油の高騰で有り余っているオイルマネーを使っての環境都市を建設って皮肉っぽいですね。